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将棋の禁じ手
< Rule >
将棋には指すと反則になってしまう 「 禁じ手 」 というルールがあり、禁じ手を指してしまった場合は自動的に負けになります。その他、対戦を一旦中止して最初からやり直す 「 千日手 」 や、対戦を引き分けにする 「 持将棋 」 というルールがあります。
将棋の禁じ手
二歩 (にふ)
同じ筋に2枚目の 「歩」 を打つことはできません。ただし自分の 「歩」 がすでに 「と金」 に成っているときは 「二歩」 にならないので、2枚目の 「歩」 を打つことができます。
( ※ 筋 とは将棋盤のタテのマスの並びのことをいいます。 )
打ち歩詰め (うちふづめ)
相手の玉に、自分の持ち駒の 「歩」 を打って詰ますことはできません。ただし、すでに盤上にある 「歩」 を前に動かして詰める場合は反則ではありません。
( ※ 盤上の 「歩」 を突き進めて王手をかけ、相手の玉を詰めることを 「突き歩詰め」 といいます。 )
動けない駒を打つ
行きどころのない駒を打つことはできません。このルールの対象は、 「歩」・「香」・「桂」 の3種類です。
( ※ たとえば 「歩」 を敵陣の一段目に打っても、次に動くことができません。 )
連続王手の千日手
千日手のなかで、その手順が全て 「王手」 の場合、4回繰り返すと 「王手」 をかけたほうが負けとなります。
千日手 と 持将棋
千日手 (せんにちて)
対戦中には同じ局面に戻ってしまうことがあります。対局者の両方が同じ手を繰り返して、いつまでも局面に変化がない場合は、対戦を一旦中止して、先手後手を変えて最初から対戦をやりなおします。
( ※ 日本将棋連盟のルールでは、同じ局面が4回現れると千日手が成立したとみなします。 )
持将棋 (じしょうぎ)
「玉」 が敵陣に入ることを 「入玉」 といいます。お互いに 「入玉」 してしまい、他の駒もほとんど敵陣に入って詰まなくなってしまった場合は、お互いに話し合って 「引き分け」 にします。プロなどの正式な対戦では、駒の点数を決めて、その合計で 「勝ち負け」 や 「引き分け」 を決定します。
( ※ 日本将棋連盟のルールでは、大駒 を5点、小駒 を1点として計算し、24点に満たない方が負けになります。 )